弊社は戦後間もない1949年創業時からお客様の声を積極的にあつめ、応えつづけて70年。社交的な先代、二代目が製本業ではめずらしく営業を行ったその姿勢は今も変わりません。紙の見本帳から始まり、襖紙やクロスなど手加工を施す見本帳製作で培った長年の特殊製本技術と様々な分野へのつながりを生かし、企画から一貫して顧客に応える製本屋として鈴木製本はまず、お客様の相談窓口になりたいと考えています。
ペーパーレスが進んでいくなかで、いかに紙ならではの良さを伝えていくかを日々考え、追求しつつ、「ここに聞けば何でもわかる」「ここなら安心して仕事を頼める」とお客様から信頼をもっていただける製本屋を目指したいと思っています。
これからも社員一人一人が製本技術を身に付け、磨き、より良いものをかたちにしていきます。
代表取締役社長 鈴木謙一
「来る度に違う仕事をしているね」お客さまからそのように声をかけられるほど、鈴木製本の仕事は多岐にわたります。段式手丁合で仕上げる見本帳、ダブルリング製本、リングやミシン綴じのカレンダー、製作部数の少ないアーティストブックなど 長年の紙の扱いから得た経験と技術を活かして製作しています。
慎重さが求められる紙を扱ってきた経験があるからこそ、工夫をこらした最適な方法を考えます。
機械で扱えない大きさの紙、特殊な紙は手丁合で仕上げる、段差の生じる場合は紙の厚みを計算して圧も調節して断裁する、傷がつかないよう捨て紙を入れて製本する、スジ押しをして曲げやすくしなやかにする。
つくりたい方のイメージを共有しながら、効率の良さとよりよい製本を日々追求しています。
- まずはご希望をうかがい、どのようにしたら作れるか、どんな紙がよいか、仕様から、設計、素材、工程、作業などを相談、長年で培った「ひきだし」を駆使してご提案します。
- 見本を作成して、細かい部分を両者で確認。
「この仕様のほうがコストが抑えられます」など、検討する部分は修正し、最適な方法を見極めます。
- 紙をはじめ、ビス、リング、ひもなどの資材手配とともに、製品に適したOPP袋や段ボール箱等の梱包資材の手配も行います。資材の確実な段取りが、納期に直結します。
- 弊社での製本に加え、印刷、箔押し、表紙貼り、抜きなども同業どうしのつながりを活かした専門分野の信頼できる工場をご希望に応じて手配し、納得のいく仕上がりを目指して製本いたします。
- OPP袋詰めや段ボール箱詰め、検品などの人手のかかる最終工程も承ります。
包装の形態等もご指示ください。
- 部数ごとの仕分けの管理、発送、運送会社手配での納品も可能です。
お客様への納品までを責任をもって対応いたします。